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    そういえば、きのうのこと。

    暑過ぎて気が狂いそうになりましてん、こいつぁ朝から宜しくねえやということで。甲突川のほとりに腰掛けて気持ち悪いくらいに大きな鯉を一匹、二匹、、、、十八匹目を数えて落ち着き。口笛を吹いてみた。いつもより上手に吹けた気がして上機嫌になり、るんるんるんるん、自転車をこいで。喉の渇きを潤すために途中で寄った緑色のコンビニエンスの駐車場の縁石に、左足の小指を擦りつけて、モゲた。ほらね、コンクリートジャングルのくせに調子に乗って、ビーチサンダルなんて履くからこうなるのですよ。全然、ビーチじゃねえし。午からラッパーが取置の本を買いに、また、貸していた本の返却にやって来た。それで音楽の話や、政治の話、環境の話、これからの話して。家にゴキブリが多くて困っているとのコト。


    谷川俊太郎氏の【トロムコラージュ】という詩集を読んだ。6編の長編物語詩。
    遊びのような、旅のような、手紙のようなユニークな作品。
    いつも本当に、詩人の言葉選び、というか言葉探しには感動する。と、いうようなことを「谷川氏」の作品を読んで言うのは、大変おこがましいでやんすね、不埒でやんすね。

    この国に「詩」で飯を食える詩人は3人しか居ない、と聞いたことがある。
    そのうちの一人にあたる偉大な詩人の作品を読んで、
    「言葉探しに感動する」なんて、よぉ言えんわ。言ったけど。ニヤッ

    【土曜日らしいが
    ここはいったいどこなのだろう
    ほとんどの空間を青が占めていますが
    未完成というのではない
    鋭い刃先が青を裂いて
    裂け目は痛い 苦しい 潔い】(絵七日より)




    さて、足の小指の血を拭いて、
    仏教的な清らかさと静けさをもって、
    明日も難なく暮らしたい。
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    日々のこと | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/08/11 19:57

    Mono.それとレタスのこととか


    照国神社界隈の、街と歴史の境界を感じる空気が好きなもので。
    端をゆく野良猫の尻を追いながらひょこひょこと歩いていると「おーい古本屋さん!」と声を掛けられた。
    その声はまるで、空から降って来たように思えて、おや、神様かしら?
    と思いながら見上げるとそこには「Mono.」というキュートなカフェの窓があって、
    そこの店主のイナちゃんに呼ばれたようだ。

    なんだい?と、
    野良猫に気を取られたまま私が無愛想に言うと、
    イナちゃんはこう言った。
    貴様は古本屋だろう、それに私は喫茶だろう、今は夏だろう。いや、夏は関係ないんだがね。
    猫のお尻は可愛いね。レタスは夏の野菜ではないはずなのにスーパーにはあるね、たくさんあるね。
    しかもそのほとんどが長野産なの、長野は今でも冬なのかしらね。

    何の話だい?と、
    相変わらず野良猫に気を取られたまま私が無愛想に言うと、
    イナちゃんはこう言った。
    いや、長野産のレタスはどうでもよくてさ、古本屋さん。単刀直入に言うと、
    ここにね、本を置かせていただきたいの、Mono.に似合う書籍をセレクトして頂けないかしら?



    そういった御用なら御安い御用。
    本を売るだけが古本屋の仕事ではありません、人や空間をイマジンして背筋を伸ばして本を選ぶ。
    そしてそれを届けて、片隅に並べさせていただく、ナイス。喜んでやらせていただきました。
    今回、置かせていただいた書籍は、純文学批評と、映画関連、それと旅にまつわる対談集。少数ですので、
    もう既に売れた本もあるらしく、これから補填を行う予定です。
    照国界隈で友人諸君とのランチ場所などお探しのガールがいらっしゃいましたら、Mono.がオススメ。
    独りでブラブラ、散歩がてらに寄ってみるのもありかもね。
    そんな方が本を読む、横顔を、イメージしながらセレクトさせていただいております。Yes,ガレット!!
    以上。夏の陽気な古本屋がお届けいたしました。スイカは川で冷やしたい。


    追伸
    書籍と一緒に、エッセイのような妄想散文も置かせてもらっております。
    良ろしければそちらも手にとってご覧くださいませー

    日々のこと | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/08/09 20:51

    コクリコ坂からタモリ経由、クラウドアトラス


    午前中、石蔵の掃除を終えた後、簡単にメールチェックして必要な分のやり取りを済ませてホっと一息ついたついでに棚から【コクリコ坂から/高橋千鶴】を取り出して読み始めた。ジブリ映画にもなった名作である。

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    ここ数年、自分は「漫画」という表現物に対して“読み方”を忘れてしまったような感覚に陥っており、どうも上手く読めない(もちろん天才バカボンは除く)ましてや少女漫画なんてもう何年も読んでいない。にも関わらず、気付けば最後まで一気に読めていたコクリコ。原作の舞台は60年代なんでしょうか、相変わらず、「いい時代」だなあとつくづく悶える。言わずと知れた名作なのであらすじを書く必要はないと判断して省く。(ざっくり言うと、学園闘争中の恋物語、しかし、惚れた相手は実は兄だった!?マジか!!なんて残酷なお話なんだ!!マジなのか!!いや!!違った!!ほんとは違った!!良かった!!ホっ~て感じ)この知らず知らずに“肉親”に惚れちゃう最悪な物語といえば【オールド・ボーイ(2004年公開.韓国)】を思い出してしまうのは性(SAGA)です。タランティーノ絶賛!という不埒な謳われ方をしている韓国映画、個人的にも好き。物語に唾をかけたくなるほど。


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    久々に漫画を読んでぼんやりとしていたのだが前々から気になっていた【タモリ論/樋口毅宏】が読みたくなり本屋へ。twitter上でも話題になっており、発売早々に二刷が決まり、話題作ということで往来の目立つとこに平積みしてあるのだろうなあと予感していたのだが全然そんなことはなく、端の奥の地味な場所にそっと置いてあった、さっすが鹿児島。


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    タモリの本当の凄さについて、“いいともウォッチャー”の小説家が挑む狂気的芸人論。

    著者の樋口毅宏氏はデビュー作「さらば雑司ヶ谷」がべらぼうに面白かったこともあり、新作が出るたびに読んでいるのだが、まさか新書で、タモリでくるなんて想像を越えてくる。【さらば雑司ヶ谷】が紹介されるときに必ずといっていいほど引用される一節がある。

    「むかし、いいともにオザケンが出たとき、タモリがこう言ったの。
    『俺、長年歌番組やってるけど、いいと思う歌詞は小沢くんだけなんだよね。あれ凄いよね、
    “左へカーブを曲がると光る海が見えてくる。僕は思う、この瞬間は続くと、いつまでも”って。
    俺、人生をあそこまで肯定できないもん』って。あのタモリが言ったんだよ。
    四半世紀、お昼の生放送の司会を務めて気が狂わないでいる人間が!
    まともな人ならとっくにノイローゼになっているよ。
    タモリが狂わないのは、自分にも他人にも何ひとつ期待をしていないから。
    そんな絶望大王に、『自分はあそこまで人生を肯定できない』って言わしめたアーティストが他にいる?
    マイルスに憧れてトランペッターを目指すも、先輩から『おまえのラッパは笑っている』と言われて断念して、
    オフコースが大嫌いで、サザンやミスチルや、時には海外の大物アーティストが目の前で歌い終えても、
    お仕事お仕事って顔をしているあの男が、そこまで絶賛したアーティストが他にいて?
    いるんなら教えてちょうだい。さあさあさあ」
    ウメ吉が舌打ちをする。
    タモリが言うんならしょうがねえかといった表情だ。】


    最高。

    これを言うタモリはさすがに凄いのだが、
    これを作中にブチ込んでくる著者の確信的な仕掛けもまた凄い。
    自他ともに認める「マニア」の、
    タモリに対する純粋な愛が様々な時代の、色々な「いいとも」のエピソードと共に紹介されていて、
    ニヤニヤしながら読めました、おすすめです。




    そして夜が来て、久しぶりにDVD鑑賞。

    【クラウド・アトラス/ウォシャウスキー姉弟監督×トム・ティクヴァ監督】




    それは偶然ではない―
    過去~現在~未来―時代と場所を越え、すべての人生はつながっている―
    『マトリックス』から10年―再び映画史を塗り替えるため集まった
    豪華スタッフ&キャストで贈る、壮大なエモーショナル・エンターテインメント超大作。


    3時間、久しぶりにガッツリと映画に飲み込まれた心地になった。
    輪廻転生しながら、性別と関係性を越えた二人が物語の核心に迫っていくのだが、
    パラレルワールドのように同時間軸の中で場面(時代)が切り替わり、スト―リーが展開する。
    原作は超人気小説らしいのだが、これはまさに映画でしか出来ないやり方の正攻法でしょう、
    どの時代のどの物語もそれぞれが独立した「面白さ」を持っていて、
    1本で6つの映画を観ることが出来る贅沢な映画とも言える。
    「時代をまたぐ」場面切り替えもスムーズで(これは本当に難しいと思った。間違いなく天才のしわざ)

    もうさ、僕らはさ、魂を磨きながら、何度も何度も生まれ変わって、
    こうして僕がこれを綴っている今も、
    君がこれを読んでくれている今も、生まれ変わりの途中に過ぎなくて、だからこそ、
    この「今を」どう過ごすかというのは本当に大切で。尊いことなんだと思った。
    映像の美しさも然ることながらメッセージ性も強く、頭と感覚の両方で遊べる大胆な映画でした。

    余談ですが、ペ・ドゥナの感情的で官能的な騎乗位が本当にヤバかった。
    アレだけでも観る価値あると思うけどなー。笑



    と、
    そんな一日を過ごしました、とても愉しい一日でした。また逢いましょう。


    日々のこと | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/07/20 20:50

    ヤル気なんてないよ

    夏の太陽が、こんなにも私のヤル気を奪うなんて、
    7歳頃の自分には想像出来なかった現実です。

    鹿児島という町の特性上、
    太陽に近い町で育つというのは当たり前のことで、
    子供は風の子、というより子供は火の子というノリで生きておりました。


    、、、しかしそれも20代までの話です、今はもう燃えカスのような心地です。

    子供の頃にヤル気を遣い過ぎたせいか、
    近頃まるで、ヤル気が湧かない。

    そもそも、自分と「ヤル気」の相性は悪い。とことん空回る。絵に描いた餅。馬の耳にピアス。

    イベント出店の際に、
    「よっしゃああああああああ300冊!今日は300冊売ったんねん!」と、関西弁で叫び、
    Tシャツの袖をめくり上げて、大股で売り場に向い、挑んだときに限って3冊しか売れない。
    店に居ても似たようなもので「よっしゃああああああああ連休!連休の恵み!今日は30冊売ったんねん!」と、
    関西弁で叫び、Tシャツの袖をめくり上げて、胸を張り売り場に立ち、挑んだときに限って3冊しか売れない。


    絶好調のときの松坂やダルビッシュが言っていた、
    「8割の力で投げることが出来た」という言葉が、頭蓋の内側にこだまする。


    img57864357.jpg



    それはつまり「ヤル気を出した」ピッチングが10割でしょうから、
    8割の力で投げるということは「ヤル気を出さない」ということではないのでしょうか。
    そうに違げえねえや。しかも、松坂やダルビッシュのレベルで「8割」が丁度良いということであれば、
    僕のようなボンクラには8割でも「ヤル気の出し過ぎ」になりかねない。危ない危ない。

    うん、ヤル気4~6割が身の丈だ。
    実力のない奴に限って、すぐにヤル気を出そうとするのだ、愚か。古本屋を侮ってもらっては困る。
    そのうえ近頃は毎日「熱中症」で病院に運ばれる人が多いと聞く、
    「4~6割」でも少しヤル気の出し過ぎな気もしてきた、
    ヤル気のある奴に限って炎天下を過小評価して熱中症になりやがる。愚か。古本屋を侮ってもらっては困る。




    結論、ヤル気「2」



    この夏は、私にしか出来ないピッチングで三振の山を築きたい。頑張らずに、

    いきたいと思います。

    みなさんも、ヤル気の出し過ぎからクル熱中症にはくれぐれもお気をつけて。

    よい夏の思い出を、夏の一夜のアヴァンチュールを。閻魔堂は闇や、宵や宵や。




    日々のこと | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/07/15 20:50

    意味なんてないよ


    おてんとさんがしゃかりきで、

    暑過ぎて、ヤル気もでなくて、

    正々堂々と【天才バカボン⑥】を読んでいた。


    0123.jpg


    近頃、改めてハマっている。

    げらげら笑いながら読んでいる。なぜ、こんなにも面白いのだろうか。

    不条理ギャグが好きとか、ナンセンスが好きとか、それらを含んだ当時の雰囲気が好きとか、

    色々と理由を探せばそりゃ「ある」のだろうけど、

    徹底された「意味のなさ」にくすぐられているんだろうな今の私は。




    “作品にメッセージを込めない”という美学、最近惹かれるなあ、その感じ。




    10代後半から20代の前半に手繰り寄せてガムシャラにものにした幾つかの「価値観」が、

    10年ほどの賞味期限を終えて、いま、またゼロになろうとしている。



    楽しみだなあ、2周目。



    暑い。カキ氷、食べたひ



    日々のこと | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/07/13 20:50
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